怪談小江戸の裏通り [歌人生]
私の住む小江戸川越、本当にいい街です。私の住まいもその中にあり、住宅地と商店、またオフィス街も近く、私には勿体ない街です。
しかし、しかしそんな街にも盲点が…。出るのです、本当に出るのです。まさかってお思いでしょ? しかしそのまさかです。足のある訪問者の方が怖い事はご理解いただけると思うのですが、最初は市役所を名乗り、今度はNHK。どちらも本物かも知れません。しかしどうであれそのお化けは「お金~お金~」と恨めしそうに言うだけでなく、なんと私、この顔を見たいと恨めしそうな声で、「ドア迄来て、ここに来て~」と。
とんでもない事です。私は母や父や祖母やご先祖のいる仏壇の前で手を合わせて拝みます。「助けて~お母さん!」。ドアの外ではお化けの声がますます高くなり、もう喚き散らかしています。「何故、夜の訪問なの?昼にすればいいでしょう」と私。すると「じゃ昼なら絶対開けるんですね」とあらん限るの声で喚く声、喚きながらあざ笑うような高笑いが確かに聞こえていました。
今日の川越、連休とあって近隣からゆるキャラさんたちが見えて大いに賑わっている様子。大通りの賑わいの裏にこんな裏通りの怪があったなんて誰も知らない今日の小江戸です。
しかし、しかしそんな街にも盲点が…。出るのです、本当に出るのです。まさかってお思いでしょ? しかしそのまさかです。足のある訪問者の方が怖い事はご理解いただけると思うのですが、最初は市役所を名乗り、今度はNHK。どちらも本物かも知れません。しかしどうであれそのお化けは「お金~お金~」と恨めしそうに言うだけでなく、なんと私、この顔を見たいと恨めしそうな声で、「ドア迄来て、ここに来て~」と。
とんでもない事です。私は母や父や祖母やご先祖のいる仏壇の前で手を合わせて拝みます。「助けて~お母さん!」。ドアの外ではお化けの声がますます高くなり、もう喚き散らかしています。「何故、夜の訪問なの?昼にすればいいでしょう」と私。すると「じゃ昼なら絶対開けるんですね」とあらん限るの声で喚く声、喚きながらあざ笑うような高笑いが確かに聞こえていました。
今日の川越、連休とあって近隣からゆるキャラさんたちが見えて大いに賑わっている様子。大通りの賑わいの裏にこんな裏通りの怪があったなんて誰も知らない今日の小江戸です。