前略、冬将軍さま [歌人生]
覚えていますか、貴方からのラブレター。いいえそれは嘘。きっと季節のご挨拶ね。あの頃はメールでの楽しい会話を弾ませましたね。あれから暦も一回り、12年の歳月が流れています。私はすっかり白髪の老婆。しかしあなたはこれからのご活躍が楽しみな季節を生きていますね。
ひとり、置いてきぼりになった私はそれでもトボトボと貴方の後を踏み続け道を迷わず此処までやってきました。2007年頃使っていた小さなオリンジ色の手帳に書かれてあるその言葉、今読んでも貴方の素が見えて大好きです。そこに書かれてあるのは 以下のようなものです。『 またひとつ しみじみ思い 春を待つ』T.2007.03.04
実はこの句は私の下手な短歌へのお返しに来たものでした。『去り難き 花の衣の芳しさ 冬将軍もしばしとどまむ(都) 長い人生にたった一回だけ灯った小さな灯(あかり)。今でも大切にしています。貴方の更なるご活躍を、心から念じております。
ひとり、置いてきぼりになった私はそれでもトボトボと貴方の後を踏み続け道を迷わず此処までやってきました。2007年頃使っていた小さなオリンジ色の手帳に書かれてあるその言葉、今読んでも貴方の素が見えて大好きです。そこに書かれてあるのは 以下のようなものです。『 またひとつ しみじみ思い 春を待つ』T.2007.03.04
実はこの句は私の下手な短歌へのお返しに来たものでした。『去り難き 花の衣の芳しさ 冬将軍もしばしとどまむ(都) 長い人生にたった一回だけ灯った小さな灯(あかり)。今でも大切にしています。貴方の更なるご活躍を、心から念じております。
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