猫とカサブランカ [歌人生]
最近毛の短い三毛猫が来るようになった縁側ですが、此処はは毛の長い三毛猫が縄張りにしているのです。私も何となくそれを認めていました。それが理由ではないのですが、用事があってもなくてもこの庭に出て一人遊んでいます。
私の小さな庭にはそれでも思った以上の草花が樹木があります。例えばツツジ、グミの木 万両、八つ手、万年青、紫陽花、カシワバアジサイ、その他沢山の雑草たち
春から夏にかけては植物も活動期らしく、すこし見ないといつの間にか庭の色が変わっている時があります。今は黄色い名前のない雑草が一面に咲いています。つい最近まではシダよりは柔らかいけれどシダのような葉が一面に茂っていました。遠いむかし前衛的な生け花を創作したくって、砂利石にこの草を一杯に敷き、其れを花器に見立てて自由花を生けた記憶があります。かつてあった銀座のデパートでの花展でした。私が丁度二十歳の頃の話です。
其のころの私は華道家を目指していたので毎日毎日、花を活けていました。沢山の花に囲まれていましたが、その中でも好きな花は案外地味なものが好きでした。例えば冬なら水仙、春ならフリージア、夏は桔梗、秋は芒。こんな風に前衛的な創作活動に憧れる割には古風な植物が好きでした。
しかし母は全く違っていて薔薇や百合が大好きでした。そして近頃は花の好みも変わった私、楚々とした花よりゴージャスな花が好きになりました。先日頂いたカサブランカは特に好きです。いつも部屋にカサブランカが飾れる暮らし、女性なら一度は夢見るのかも知れませんね。
私の小さな庭にはそれでも思った以上の草花が樹木があります。例えばツツジ、グミの木 万両、八つ手、万年青、紫陽花、カシワバアジサイ、その他沢山の雑草たち
春から夏にかけては植物も活動期らしく、すこし見ないといつの間にか庭の色が変わっている時があります。今は黄色い名前のない雑草が一面に咲いています。つい最近まではシダよりは柔らかいけれどシダのような葉が一面に茂っていました。遠いむかし前衛的な生け花を創作したくって、砂利石にこの草を一杯に敷き、其れを花器に見立てて自由花を生けた記憶があります。かつてあった銀座のデパートでの花展でした。私が丁度二十歳の頃の話です。
其のころの私は華道家を目指していたので毎日毎日、花を活けていました。沢山の花に囲まれていましたが、その中でも好きな花は案外地味なものが好きでした。例えば冬なら水仙、春ならフリージア、夏は桔梗、秋は芒。こんな風に前衛的な創作活動に憧れる割には古風な植物が好きでした。
しかし母は全く違っていて薔薇や百合が大好きでした。そして近頃は花の好みも変わった私、楚々とした花よりゴージャスな花が好きになりました。先日頂いたカサブランカは特に好きです。いつも部屋にカサブランカが飾れる暮らし、女性なら一度は夢見るのかも知れませんね。