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月光の下で [夢半ば]

今日は皆既月食の日だと知った私、今度こそ此のファンタスティックな現象を撮りたいと思いました。以前にも撮った記憶はあるのですが、その時は失敗でした。今回は何としてもいい写真を撮りたいと思い早めに夕飯を済ませ9時ごろ家を出ました。
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実は今朝、ちょっとしたアクシデント。フェイスブック〇〇会から 昨日の投稿は如何なものか報告があった、そんな内容のメールがありました。とりあえずお詫びし続いて、今後お付き合いできる会ではないと思い退会手続きをしました。
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そこで昼頃ニュースで聴いた皆既月食を戸外で眺め、その下で太陽と月のパワーを貰いたいと思いました。夕飯を早めに済ませ、月光を浴びて1時間ほど。家に帰りパソコンでカメラのメデアを開いてみると、綺麗に撮れた写真が随分あり、月が赤銅色になった様子も薄らですが感じられる写真がありました。
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冬の幻 [夢半ば]

毎晩のように夢を見るのに、そのほとんどは覚めたときに忘れています。大好きだった祖母の夢を見たいのになかなか見られません。長い事住んでいた早稲田の家より5歳までいた音羽の2階が今でも目に残って懐かしく思い出されます。銀杏並木は今でもあるそうですが、昔のそれとは違うそうです。
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久しぶりに歯科に行き治療後のチェックをして頂きました。「とても綺麗に磨いていますね」そう褒めて頂きました。何気なく長い間使っていた歯ですが、治療後は口元がとても気になり歯磨きも丁寧にするようになりました。
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というのも歌を歌うときには口の構えを大切にします。その為、歯がとても大切です。怪我の功名とでもいうのでしょうか、口腔内がリフレッシュされてから何だか自信をもって歌える気がします。
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歯科からの帰り、途中の公園でふと空を見たくなった私、スーと深い息を吸って空を見上げました。すると何とも言えない雲と丸い影、あら!お月さま?それとも雲の中の太陽?急いでシャッターを切りました。その後本屋さんがあるビルのアプローチで人波をかき分けて餌を啄む鳥をパチリ。
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毎日がこんなに穏やかに過ぎるとは思いませんが、この連休すっかり気力を戻せた気がします。使用不能だったOutlookメールも回復して、後は飽きずにコツコツと…。それにしても『春よ来い!』
 ※今夜の写真は公園の空、街の野鳥、野菜から咲いた菜の花。
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昭和遥かに(その2) [黄昏に向かって]

あれから1年が経ちました。あれから…とは私が前歯を折るような怪我をしてから…、という事になります。人生で一度ならずも二度、一時とは言え意識が無くなるような怪我はこれで2度目でした。
最初はいまから多分ですが、15年程前の事です。無保険車の車に追突され、気が付いたら大勢の人が回りを囲んで「あっ生きている!」と叫びました。
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引かれたのか、飛ばされたのかよく覚えていませんが、郊外型衣料店の駐車場での出来事でした。救急車も呼ばず、その女(ひと)は近所の病院に私を連れて行きました。私をひいたその車で。しかし昼休みという事で30分ぐらい待たされてレントゲン検査。何処にも骨折がないからと帰宅させられました。
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それから1ヵ月身動きできない激痛で別のお医者さんへ。しかし単なる打ち身だと言われとうとう苦しみながらも治しました。その頃は自営でしたので、会社へ出てから病院通いでした。また母が特養でお世話になっていた頃なので、“入院してはいられない”という気持ちでした。
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次の怪我が去年の11月末の頃、体調も良いので案外身が軽い筈だったのに、足元の小箱につまずいて気が付いたらすこし首を傾げたままベランダの厚い扉の框に首を載せた状態、体はそのまま床にうつ伏せ、しかし胸を庇うように腕が体の下になっていたので、胸の痛みもなく多分肋骨等は折れなかったようです。この時あ外科は行きませんが、歯科へ行き半年近い治療になりました。
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歌う為には当然ですが、口の中の環境が大切です。その為全治までの日々は声が安定しない事もありえます。しかし私の場合は多少はその傾向もあったものの、すぐ慣れ、むしろ自分の新しい喉との出会いがあった気がします。
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さて、時代は超高齢化時代、現代の高齢者は70代も80代もとても元気でチャーミングです。私も此れからはそうありたいと思っています。しかし…思うばかりでは何も進みません。今からはこんな事したいと思っている事があります。私が生まれてから毎日のように聴いていたあの歌、この歌。これを歌い続けてみたくなりました。それらの歌の続きに私の青春時代があったように思えるからです。何だか私のルーツにさえ思えるのです。
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あの頃の時代は日本がまだ貧しかったけれど、若しかしたら人の心には新しい息吹を感じていたかも知れません。昭和の歌、物心ついた時からラジオから流れてきた歌。私は子供心にも「大人になったら絶対歌いたい!」そう思っていました。港の見える丘、蘇州夜曲、星影の小径、東京キッド、かりそめの恋 星の流れに カスバの女 等々。まだまだ枚挙の暇もありません。
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昭和20年代の歌ですから私も勿論うろ覚えです。しかし、これらのメロディーに何故が不思議と心が動かされる私、まさか1歳や2歳の幼女に理解は不可能ですが…。どうしても歌いたい私です。勿論歌手の方々も実力のある方ばかりでしたので同じように歌うななんてとてもできません。時代の幕開けに歌われたあの頃の歌は、甘く切ない中にも真実があり夢があり、そうして心に残る歌声。
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もしあの歌・歌を唄う事が出来たら…、もう一度昔のように一途な心に戻るかも知れないかと…。これは妄想ではありません。心は何時も乙女のように“ときめく”心、それが幾つまでも元気でいられる秘訣かなと思う私です。皆様はどうお考えでしょうか?




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花吹雪にも似た… [歌人生]

今晩わ。寒い!としか言いようのない寒波の日々、今日は教室を出てウエスタ川越に行く日です。2018年後期市民講座も余すところ半分になりました。会場エントランスの前庭には可愛い『かまくら』が2つ。午後の陽射しはあるもの寒いです。そこに突然花吹雪にも似た雪のカーテン。屋根から吹き降ろされたようです。
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講座も無事に終わり川越駅の2階にある大戸屋さんで遅い昼ご飯を食べていました。その時窓越しに映った2人の女性をみて「あっ」と思わず叫んだ私、先輩のOさんとKさんです。余りの懐かしさに三人で抱き合ってしましましたもう言葉は要りません。
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其の後お二人の食事の場にお邪魔し、積もる話に盛り上がりました。何時までも若くて美しいお二人です。私の近況をお話したところ「どうりで、とっても柔らかくいい顔になりましたね」と言って頂きました。長い人生の半分近く私を見ていて下さったお二人の言葉に、もう大感激。久しぶりに肩の力抜いて思う存分寛げた私です。
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自分流に拘って [歌人生]

今夜も又夜更かしに、今週も木曜は生涯学習講座の日です。出席者は20名、約2時間の講座となります。今年で2回目のこの講座、お蔭様で人気講座になっています。今日もそこで使用する資料の整理をしたり、来月号の新聞広告の原稿を作ったり、生徒さんのレッスン内容をメモっておくノートを作ったりと、夕食後は案外忙しいのです。
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お正月には埼玉新聞へ、4月には旅行雑誌へと広告を打ちますので、とても大変です。でも小さな広告ですので目に留める方が居られるか心配となります。駅が近いこの辺りには『歌の教室』やボイストレーニングの教室が沢山あり、競争も激しいのです。引き抜きなどもあると聞いています。
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その上今年はオリジナル曲を出してから足掛け10年、イベントをしたい所ですがそれは夢のまた夢。それで夢の第1歩は足跡を残す事から始めます。3月に生涯学習講座が終了したら、今度は公開勉強会をスタートさせる予定。誰もがしなかった方法で蛇行しながらも自分流に拘る私です。
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煩悩の彼方 [黄昏に向かって]

毎週土曜日は定休日です。時計を気にしないで眠れる事は、私にとってはとても大切です。歳と共に睡眠時間は短くなる、確かに私もそうですが、やっぱり8時間から10時間ぐらい眠ると、体がメンテナンスされた!そう感じられます。そして気力も充実。
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その大切な睡眠中に夢を見る事が多い私ですが、昨晩見た夢はとても不思議な夢でした。はっきり覚えています。道を急ぐあまりにいつも歩く商店街からひとつ曲がると、岩ばかりの山の入り口です。その時は登山姿の人が歩いているのですが、進むほどに足が滑り道は細くなります。
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暫く行くと舗装した広い道路に差し掛かかり、縞柄の着物に髪を纏めた中年の女性が歩いて来ます。私は「川越駅の東口へ行きたいのですが」と訪ねると、その人が来た方向を指さします。しかし道の先にはまた山が見えたので私は躊躇しました。その時、広い道路の右側、白い建物から大勢の子供たちがゾロゾロ出てきました。
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私はその子供に先ほどと同じ事を尋ねると、子供たち誰もが「分らない!」と言うので困っていました。電信柱の傍で長身の男の子がいたのでまた聞いてみます。しかし彼も知らないと。その時、あの着物の女性が道路の反対側から細い階段を降りて行きます。腕には風呂敷包みを抱えて、細い急な階段を下りて行きます。何だか私を誘っている気がして、その方向に体を向けたとたん子供たちの中から声が。可愛い女の子が「危ない!行っちゃダメ」と叫びました。
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その子の説明では『土手の下は道じゃなくて靄が立ち込めていて足が抜けないの』そんな風に言いながら私を一生懸命止めるのです。女性の後ろ姿はもう見えなくなり、子供たちの賑やかな声が響くばかり。何時まで経っても帰る道が見つからないまま夢から覚めました。
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この土手の様な所、前にも夢に出てきた気がします。それは白い壺を持ち白い服を着た女性がその一つを私に渡す夢でした。当時元気だった夫にそれを話すと『三途の川だったんじゃないの?』と、からかわれました。しかし私は何かの予兆と思いました。
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夢は心の反映だそうですが、私の心、きっと煩悩が多いのでしょね。しかし人は迷いながらも自分が進むべき道を見つけてゆく、私もそうして此処までやって来ました。これからも多くの迷いが、煩悩が私を取り巻くかも知れませんが、きっと道は見つかると信じ、そう決めて生きています。
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※ここで終わりの筈でしたが、吃驚する出来事が起きたので追記します。  外が暗く成った頃、買い物に行きました。主として食料品です
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実は今夜8時半ごろ、近所の川越駅東口のデパ地下で買い物をした帰路の出来事ですが、商店街を家の方に歩いていた私、家の近くで路地を曲がろうとした瞬間、ものすごい勢いで私の右手(曲がる側)を自転車が私の体をかすめました。まだ人通りも多い時間帯なので、安心して歩いていたのですが。ほんの僅か曲がるのが早かったら多分私は…。そう思うと鳥肌が立ちます。
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やっぱり夢は正夢。あの夢の中で階段を降りなかったから助かったのでしょうか。夢の中で私を止めて呉れた女の子はいったい誰なのかと…。夢は正夢だったのでしようか。この続きがあるのかちょっと怖い気がします。  参考:1回目記入・14:34:38(中断・外出)追記・21:54;54
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冬木立 [歌人生]

私の長い人生には恋した事もありましたが、あの日はちょっと違っていたのです。1月の寒い夜の事、雑木林に囲まれた離れ座敷の廊下である方の後姿を見た私は、彼の広い背中で慟哭したいとふと思ったのです。しかし同時に、自分の衝動にも驚きました。その気配をあの時あの方は気づいたのでしょうか、それともわざと知らぬ振りしたのでしょうか…。あれからもう十数年の歳月が流れました。
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最初で最後の恋だったのか、それとも私の妄想だったのか。初めて経験したそのシーンはまるで歌の中の非現実的な情景の様でもありましたが、今でもまざまざと思い出されます。その時、あの後ろ姿に『葛藤』を感じたのは私の自惚れだったのでしょうか…。今はそうして置きたい私です。
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あの日以来私は背中をテーマに恋の歌を描きたいとずっと思っていました。昔の名曲には確かに背中が出てきます。哀愁がある曲が付けられ、男女の儚い恋や、切ない女心を描いています。その時女はどうするべきだったのか…。あの夜、庭の冬木立にはうっすらと初雪が、詩情豊かな小江戸の夜でした。 今夜はこれでおやすみなさい。
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2018-01-17 [歌人生]

座卓に置いた花瓶は先日まで黒酢漬けに使っていたプラスチック製のビン。今日は花生けに利用しました。昼間、生徒さんのMSさんから頂いたものです。お花の栽培や野菜の栽培が大好きなMSさんですが、手先も器用で素敵な根付けもプレゼントして頂きました。
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今日の素敵なお花の名は『ラナンキュラス』と言います。バラに似た感じの花ですが、花弁がとても柔らかく華奢な感じが素敵です。ホワイト、レッド、クリームに額縁が薄いピンクのラナンキュラス、この三本の他に水色の小花をご自分でアレンジメントし、お洒落なラッピングをして、私に下さいました。家に帰り急ぎ飾ると、部屋がとても明るくなってきました。
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さて平成30年の1月も早半分過ぎてしまいましたね。そろそろ今年後半までの予定を立てようと思います。生徒さんの増員計画はなかなか難しいけれど、ひとまず私のすけじゅーるに『歌を聴いていただく日』を作り、今年はそれを埋めてみようかと考えています。最近は殆ど歌いませんが、本当は越路吹雪さんの歌も大好きです。今年は挑戦してみようか…何だか急に胸がときめき…、そんな気がする春の宵(もうすぐですね)…。
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今更ながら…。 [夢半ば]

私が空を好き、そう言うと「みんなそうね」と大概の人はいいます。そうかしら、道路の真ん中やビルの屋上や、路地の暗闇で夜空を見上げる人などいない様に思えるのですが、認識不足でしょうか?
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私の母もそうでした。お月見の日も、雪の降った日にだって空を眺めて、「今夜はウサギがいない…」等と。最も母はウサギ年ですから当然と言えば当然で。しかし本当は母は寅年、それも五黄の寅でした。それで翌年の1月生まれに祖父が届けたそうです。
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その母が逝ってから十数年、しかし私は母の年までは絶対に生きられないと思っています。暮らしの中で次々に起こる煩わしさや悲しみになかなか順応できずそのたびに傷つくからです。いい年して可笑しいのですが、その孤独感にはなかなか慣れる事は出来ません。
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そう言いながら私は外出が大嫌いになりました。ここ川越からはすこし電車に乗れば銀座や横浜、新宿、渋谷にも一直線なのにどうしても出かける気持ちにならないのです。ついこのあいだに思えるあの頃には、思い立ってツウバイフォーの勉強に北米からカナダまで、お肉が食べたくて神戸まで、契約が欲しくて日帰りで大阪へetcだったのに。今は家に籠るか教室にいる以外は出不精を決め込んでいます。きっとこの寒さに凍ってしまったのでしょう。でも母の年まではあと15年もあります。母はやっぱり五黄の寅だったのだとしみじみ思います。

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祖母のブリ大根 [黄昏に向かって]

1月10日は亡母の誕生日。生きていたら103歳になっていました。そこで母の大好きなぶり大根にしようと思い昨晩切り身を4切買いました。夕方煮るつもりで冷蔵庫に入れて教室へ。
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その日、最初のレッスンは料理上手のUさん、で、若しや…と思っていたら、Uさんが手提げ袋から取り出したのはやっぱり特製ぶり大根。早速一口頂くことにしました。美味しい匂いが教室中にします。急いで口に頬張ると美味しい大根!そして珍しいこんにゃく。味が浸みて絶品です。
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夕方帰宅した私は今度は切り身でぶり大根。味付けは日本酒、お砂糖、お醤油志、それに根ショウガ。大きな鍋がないので、ソースパンにクッキングシートを中蓋にして煮ました。此方も案外美味しい!祖母が作った甘辛の濃い味です。
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早速仏壇へ。大勢の仏様がいる我が家の仏壇。毎朝ご飯とお水。時々お花を手向けます。お線香と蝋燭は火が心配なので滅多に使いませんが。最近は頂き物のお菓子が沢山備えてあります。
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お母さん、お祖母ちゃん、都もやっとこんな暮らしが出来るようになりました。同じ言葉の繰り返しですが、この仏壇をもう15年程一人で守っています。
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