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煩悩の彼方 [黄昏に向かって]

毎週土曜日は定休日です。時計を気にしないで眠れる事は、私にとってはとても大切です。歳と共に睡眠時間は短くなる、確かに私もそうですが、やっぱり8時間から10時間ぐらい眠ると、体がメンテナンスされた!そう感じられます。そして気力も充実。
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その大切な睡眠中に夢を見る事が多い私ですが、昨晩見た夢はとても不思議な夢でした。はっきり覚えています。道を急ぐあまりにいつも歩く商店街からひとつ曲がると、岩ばかりの山の入り口です。その時は登山姿の人が歩いているのですが、進むほどに足が滑り道は細くなります。
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暫く行くと舗装した広い道路に差し掛かかり、縞柄の着物に髪を纏めた中年の女性が歩いて来ます。私は「川越駅の東口へ行きたいのですが」と訪ねると、その人が来た方向を指さします。しかし道の先にはまた山が見えたので私は躊躇しました。その時、広い道路の右側、白い建物から大勢の子供たちがゾロゾロ出てきました。
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私はその子供に先ほどと同じ事を尋ねると、子供たち誰もが「分らない!」と言うので困っていました。電信柱の傍で長身の男の子がいたのでまた聞いてみます。しかし彼も知らないと。その時、あの着物の女性が道路の反対側から細い階段を降りて行きます。腕には風呂敷包みを抱えて、細い急な階段を下りて行きます。何だか私を誘っている気がして、その方向に体を向けたとたん子供たちの中から声が。可愛い女の子が「危ない!行っちゃダメ」と叫びました。
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その子の説明では『土手の下は道じゃなくて靄が立ち込めていて足が抜けないの』そんな風に言いながら私を一生懸命止めるのです。女性の後ろ姿はもう見えなくなり、子供たちの賑やかな声が響くばかり。何時まで経っても帰る道が見つからないまま夢から覚めました。
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この土手の様な所、前にも夢に出てきた気がします。それは白い壺を持ち白い服を着た女性がその一つを私に渡す夢でした。当時元気だった夫にそれを話すと『三途の川だったんじゃないの?』と、からかわれました。しかし私は何かの予兆と思いました。
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夢は心の反映だそうですが、私の心、きっと煩悩が多いのでしょね。しかし人は迷いながらも自分が進むべき道を見つけてゆく、私もそうして此処までやって来ました。これからも多くの迷いが、煩悩が私を取り巻くかも知れませんが、きっと道は見つかると信じ、そう決めて生きています。
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※ここで終わりの筈でしたが、吃驚する出来事が起きたので追記します。  外が暗く成った頃、買い物に行きました。主として食料品です
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実は今夜8時半ごろ、近所の川越駅東口のデパ地下で買い物をした帰路の出来事ですが、商店街を家の方に歩いていた私、家の近くで路地を曲がろうとした瞬間、ものすごい勢いで私の右手(曲がる側)を自転車が私の体をかすめました。まだ人通りも多い時間帯なので、安心して歩いていたのですが。ほんの僅か曲がるのが早かったら多分私は…。そう思うと鳥肌が立ちます。
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やっぱり夢は正夢。あの夢の中で階段を降りなかったから助かったのでしょうか。夢の中で私を止めて呉れた女の子はいったい誰なのかと…。夢は正夢だったのでしようか。この続きがあるのかちょっと怖い気がします。  参考:1回目記入・14:34:38(中断・外出)追記・21:54;54
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