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身につまされて。 [演歌人生]

時々話に出てくる地域猫の一家。母親と二匹の仔猫、母の兄一家。別々暮らしているのか、一緒なのかは解らないのですが、子供たちは無邪気なのですが、母始終お腹を空かせているようです。そこで、家の敷地内に3か所、キャトフードを置いておくのですが、子供たちか他の猫が食べてしまいます。その為か、私の顔をみると必ず“お腹すいた~”とばかりに近寄ってきます。がしかし、一定の距離はおいています。
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久しぶりの晴れ間、窓を開放して家中に風を通していると、けたたましい猫の声、思わず飛び出す私。家猫のトラ吉が散歩に行っていた頃もそうでしたが、すぐ猫喧嘩の仲裁にはいってしまうのです。野次馬根性というのか…。兎に角、両方が無事でいて欲しいから早めに出て行きます。今日は写真の猫が勝ったのでしょうか、家の餌場でのんびりと休息タイム取っていました。すこし話かけたら、何枚撮っても逃げずにじっとしていました。
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写真の3匹は母親のFと、仔猫1・(名無し)です。若しかしたら、今日撮ったこげ茶が仔猫2でしょうか。


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祈り [演歌人生]

夕方B子さんのお店を訪ねました。ブティックB。このお店との付き合いはもう7年近くになりますが、先日来、何故なのか、とても逢いたくなったのです。理由は特に思い当たりませんが、B子さんの生き方に何かを感じているのかも知れません。私の近くには案外単身暮らしの女性が多いのですが、その女性たちを大きく分けると、私の様に配偶者に先立たれた組、何らかの事情で離婚した組とになります。
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さてB子さんは死別ではないので、それだけにむしろ辛かったかも知れません。そのB子さんんから聞いた言葉、『あの辛い時期があったから、今の強い私があるのよ』。一瞬どきんとした私。


さりげなく、しかし適切に仕事をこなすB子さんにも、辛い過去があり、それが今の幸せを築く基になった様です。自分に置き換えて考えると、ならば私にも、もう一度幸せが来るのかも知れません。
不思議な気がする一方、何かが吹っ切れてた気がしました。そろそろ奇跡が起こる予感がします。この10か月余り、周囲は異変の成り行きを見守って呉れました。よろよろしながらも、此処まで生きて来た私に、最近、激励の言葉が多くなって来ました。
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二度と生まれ変われる訳も無い、それが人生ですから、自分の生き方変えて暮らすしかない、そう思える様になりました。これは不幸ではなく、希望なのかも知ないとも思える様になりました。B子さんの話を聞きながら、そう確信した私です。
暮らし方を変えるには、どうも私自身の既成概念を破る必要がありそうです。その先には新しい自分との出逢いが待っているし、新しい体験も出来る事でしょう。そうかそれならば、先立った怨みはもう忘れましょう~。そして、古い衣を脱がせてくれた亡夫へ感謝しなくてはいけませんね。
※亡夫の愛猫トラ吉も、こんなに長~く、尻尾を伸ばし暮らしています。(2013.06.18撮影)
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麦ごはん [演歌人生]

噛むとプシュッと、何だかコマーシャルの様ですが、実は麦ごはん。おかずは愛知産じゃこの佃煮と大きなトマト一個。美味しい、半分のつもりのレトルトパック、全部食べてしまいました。贅沢を云うなら、もう少しねっとり感が欲しかった。でも祖母の思い出がびっしり詰まった麦ご飯、遠い日が今ここに蘇ります。
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茨城県は筑波山の麓ちかく大宝という場所が祖母の故郷です。16歳で近隣の農家に嫁いだ祖母の実家は砂糖を商っていたとか。古い時代のお話。その祖母曰、“茨城のお米は特別なんだよ”。
何が特別だったのか、覚えていませんが、祖母はお釜に残ったご飯粒をすくって食べていました。一粒でも残しちゃいけないよ。お百姓さんが丹精込めて作るんだよ。そう度々、聞かされていたものです。
食の細い私の為に、味噌の香りがする焼きおむすびを作ったり、米文化が祖母の人柄そのもの。静かさと、大胆さを兼ね備えた明治の女。
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その祖母にせがんで、麦ごはんも良く炊いて貰いました。若い頃、かっけに悩まされた祖母でしたので、私の幼い時分から麦ごはんを良く炊いていた我が家。その記憶からでしょうか、今でも麦ごはんが大好きです。麦独特の香りとあの触感。忘れられない昭和の思い出です。 
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祖母・母・私と母娘三代で暮らした十余年の歳月、もっと祖母を知りたかった、もっと優しくしてあげれば良かった。後悔の気持ちは、丁度祖母と別れた17歳の時の儘です。おばあちゃんの愛情いっぱいに受けて育った私。その優しさはこれからも人から人へと伝えて行きたいと思います。

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軒先に倒れた病人を家で寝かせる祖母、帰宅した母が吃驚仰天。そんな無謀ともいえる程、大らかで度胸のいい祖母でした。まさに日本の母。(褒め過ぎ?、でも本当にそう思います)。

※トラ吉17歳と公園の紫陽花(2013.06.17撮影)

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