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『一喜一憂』 [黄昏に向かって]

そんな事で『一喜一憂』するなんて大人気ない! 良く使われる言葉です。そうなのです、本当に私って大人気ないのです。それでも高齢者と言われると本気で腹が立ちますけれど、その資格は充分なのです。
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その高齢者ゆえの悩みかどうかは定かではありませんが、家の中での探し物は始終です。メガネや財布は日常茶飯、人の名前もすぐ忘れますし。日々それの繰り返しです。そこで、こんな風になってしまって、もう生きて往く資格が無いのかしら…、誰からも相手にされず孤独で死んでゆくのかしら?等々考え、ますます一喜一憂しています。
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若かりし頃の私は猪突猛進タイプ、悩む事より先に進むことが大切でした。その気性は今でも変わりませんが、気持ちだけが空回りです。その上、成功事例の甘美さだけが脳裏にこびりついているものですから、傍から少しでも嫌味を言われたり、小言を云われると落ち込んでしまってなかなか戻れなくなってしまいます。
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たしかに『まさかの人生の最終章』になてしまったのですから、穏やかそうに見えても内心では不安も一杯ですし、地域に溶け込むにももう少し時間がかかりそうです。その上、家の中での探し物が増えました。
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昨日も半日かかって探し物。大切な資格証明書が見当たらないのです。家中を探し回りましたが、失せ物は出て来ません。小さいものですから、最近の視力ではあっても探せないのかも知れません。
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この繰り返しの中で一喜一憂していたら、本当に身が持たなくなってしまいますよね。そこで私考えたのですが、少々格好が悪くても見栄を張らずに生きよう~、そう決めたのです。失敗や、出来の悪さはもう勘弁して貰おう~、勘弁できないと言うなら、それを気にせずにマイペースで暮らそう~と。開き直りみたいですね。
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超高齢化社会がいっそう現実味を帯びてきた昨今、高齢者なのが普通なのですから、もう甘えも同情もないと思って生きて行かなくてはなりません。言い換えれば高齢者にはとっても厳しい時代とも言えるのかも知れません。一方、かつて想像していた以上にエキサイティングな時代になりそうです。それを見聞きするだけでも生きる価値は充分ありそうな気がする私です。



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