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秋空の下で [夢半ば]

極彩色の夢を見てから2日が経ちました。まるで天女のような髪型に真紅色に金糸銀糸の刺繍が施された打掛のようなものを着た女性、何やら舞いを私に教えているようです。一段高いところで見ていた私の後ろに其の女性がいつの間にか上がって来て、その美しい打掛を私の肩に掛けてくれたのです。ふんわりと。暖かい温もりまで添えて。
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極彩色の夢は時々見ますが、温もりまで感じたのは初めてです。不思議な事にその女性の顔はぼやけて分かりません。不思議な思いのまままた新しい朝がきました。今日は11月24日土曜日、洗濯をして干して朝ごはんを食べたらもう午後一時を過ぎました。
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早い、本当に一日が早いです。教室の方もかなり忙しい毎日です。最近は私の動作も遅いのですが。教室、外部の講座へ、小さなイベント、公開講座等々。独り何役もこなす事へのあこがれもありました。思えば本当に人生という長い道をずいぶん遠くまできたようです。最後の道は険しく胸突き八丁が何年も続きました。しかし現在は穏やかな、季節でいえば早春、いいえ初秋のような日々。その中で人生の最終章を綴らせて頂いています。
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今まで一度も公言しませんでしたが、歌を始めた動機は『母』です。79歳でアルツハイマーになり80歳から9年間、特別養護老人ホームでお世話になりました。10年後に母が他界した後、私は自分の住むこの街で、老人施設への歌の訪問を思いつき、各施設に問い合わせてみました。ところが何件問い合わせても返事は同じ、意外な返事を聞くことに。沢山の希望者がいる、本物の歌手でないと駄目だと言われました。
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ショックでした。そして一念発起。亡夫も賛成でした。夫は『君の葬式はもう出来ないけれど、歌手に成るまでは応援する』こうしてて私の歌人生が始まったのです。そして思いがけず幸運に導かれ2009年私はCDデビュー、その後は日ごろの研鑽、ステージやTV出演で経験を踏みました。しかしその3年後、夫はまさかの急逝。あれから6年の歳月、筆舌では尽くせません。
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歌は私の暮らしの一部を支えてくれた居ます。そして今年前半の嵐(広告に便乗した脅し)をようやく乗り越え、しかし酷暑の反動での最悪な体調が続きました。長い夏も終わり遅い秋がやってきた頃、秋が連れてきたのか、追手が吹いたのです。私の意志はきまりました。これからどのくらい活動できるかはわかりませんが、想いは一つ、『唇に歌を!』そして『微笑んで100歳!』

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