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ほろ酔い気分で… [歌人生]

月2回の連休です。今度こそカメラをもって外出、そう考えていたのですが、朝食を食べ終わるころには考えが変って近所のクラッセ川越という場所で開催される『影法師ライブin川越』へ行くことに。2時に家を出たので少し遅れて会場に入るとすでに満席でした。実はこの場所にはちょっと苦い思い出があるのですが、その話はひとまず置いて、先に進みますね。
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ステージには男性が3名。それぞれの方がギターやバンジョウー、ハーモニカで演奏しながら歌います。この方々は山形を中心に活動されているフォークソンググループの影法師さんです。会場はとっても穏やかな空気が流れ、グループの歌声はしんみりと語ったり、時には力強い歌声に。いい時間が流れてゆきました。ありがとう~影法師さん!
実は私はフォークの集まりは初めてでした。しかし聴くほどに思いました。フォークには『言葉の力』をとても感じます。そのことを今日改めて感じた私です。とても嬉しいのです。実は私も恩師からいつも『お話しするように』と。もう長い間、そう十数年も言われ続けています。勿論意味は理解していますし、自分ではその通りにしているつもりです。しかし今日、恩師のその言葉の意味を始めて解決出来た気がしました。いいご縁を頂いたKさんに感謝です。
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ところで先ほどちょっと言いかけた「会場に苦い経験がある』その件ですが、あれはもう9年も前の事です。『小江戸桜』というデビュー曲を小江戸川越で一人でも多くの方に聞いて頂きたくて、同じクラッセ川越で歌の会を催しました。『小江戸桜を皆で歌いましょう~』という会です。知人から紹介して頂いたごMさん、バイオリンが得意で某オーケストラの団員さんです。その友人の方々で作ったバンドにも参加して頂き、本格的な舞台のつもりでした。着付けや化粧等はデビュー以来お世話になっているスタイリストのKさんにも遠路来て頂きました。私の思惑で絶対に成功する筈でした。いよいよ公演がスタートする時間になりました。
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しかし待てど暮らせど数名の方が見えたのみ、あとは歌仲間だけの寂しいスタートでした。友人が大きな花束を用意してくれたので、記念写真を撮ったのですが、後で見ると何だか哀しい顔をしていました。今はもう笑い話ですが、相当のショックを受けてしまいましたので、その後の私は何かをしようと言う気持ちが暫くは遠のく事になりました。
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いろいろ懐かしい思い出に浸りながら今夜は知人からお土産に頂いたお酒『鄙の影法師』を飲んでいます。キリリとしたお酒です。 日本酒には全く造詣が無い私ですが、上等の白ワインのようなフルーティーな感じもしますが、とても美味しいと思いました。すっかりファンになったこのお酒は原料米:長井産亀の尾100%だそうです。
花冷えにはまだ早いですが、私の心は春模様。仏壇の中にいる母を相手にほろ酔い気分で過ごしています。

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