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花の如くに [黄昏に向かって]

命とは不思議なものです。あんなに体が弱かった私がこうして元気に暮らしているのに、元気だった夫も同級生のSさんも、Mちゃんも今はいません。TVを見れば毎日のように訃報が報道されます。
ともすれば私の心も淋しさと不安で波立ちますが、一方ではやり残した事が沢山あって、10年後の自分を夢見ています。
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実は高齢者と言われる事に、まだ抵抗があります。だってもし今のままでいたら本当に体が動かなくなった時、どうやって暮らしたらいいのでしょう。国は在宅での介護を進めていますし、その負担金も心配です。また年金も減るばかりで、その中から介護費用も払えなくなったら…。そんな事考えていると、まだまだ元気で働きたいと思います。そんな訳で、高齢者と言って欲しくないのです。
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話は変わりますが、先ほど面白いものを見つけました。キッチンの片隅みに紫がかった小さな葉っぱを見つけました。ゴミかなって、でも手に取ってみれば古い大きなサツマイモから出ていたのです。何時サツマイモを此処に置いたのかも覚えていません。
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早速大きな瓶に飾ってみました。数時間たった現在はシックで瑞々しく咲いています。一方昨日見つけた菜花さん、小さかった蕾も色鮮やかに、こちらはピユアという表現にぴったり。そう、この二つの命は一度捨てははずの命でした。
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嬉しいです。小さな命を救ったことがとても。それに対して以前救えなかった愛猫達の命。貧乏でしたから手当も充分出来ずに。どちらも宿命(宿命)なのですね。美しい花も美しいままで涸れる訳にはゆきませんね。でも、花達は枯れてもそれなりの風情があります。私も何時の日かその日が来たら花の如くに…と。そう願っています。

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