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推理小説 [青春の残像]

私は推理小説が大好きでした。今は自分の人生を、いいえ日々の生活を何時も推理しているような気がします。見たものと心が感じたものとの違いに始終悩んでいます。
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ある日私を射るような鋭い目を見た気がしました。昼下がりの街は大勢の人で賑わい彼女の孤独は誰にも気づかれないま時間が過ぎてゆきます。
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彼女の目に何が映っているのか、時折私と店員さんお会話を不思議そうに眺めて、また横を向きます。一瞬その目が鋭く光った時、5年という私の歳月が滑り落ちてゆく気がしました。
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私が体験したこのシーン、推理小説のプロローグになれるでしょうか?
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夕方沢山の小菊を頂きました。友人が丹精している畑で育てた美しい小菊、野趣豊かな小菊達のむせかえる様な甘い匂いが部屋いっぱいになりました。今日も好い一日でした。おやすみなさい。
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