再びの春 [黄昏に向かって]
友人のK子さんと2年半ぶりの女子会を。毎日歌っているのにやっぱりカラオケ館に行って3時間ほど歌いました。相変わらずKさんはとっても柔らかな声で歌います。羨ましい。しかしK子さんからはパワフルな声だと褒めて(?)頂きました。
人間の声について日々考えることが多いのですが、最近の私の声は案外低い声を出しているようです。しかしかつての我が家では祖母も母も、私も相当高い声で会話をしていました。戸外で聞いていると喧嘩しているのかと思われる程とおる声でした。
では何故低く声でしゃべるようになったのか? その大きな原因は営業の仕事が多かった事が原因かもしれません。建築・不動産と高額商品を扱う仕事が長かった私、お客様とじっくり向き合っての商談する為、あまり大声は出しません。そんな訳ですっかり低い声で話すようになっていました。
しかし運命とは不思議なもので今の私は、歌を指導する事が仕事ですから、毎日大きな声で説明したり歌ったりしています。そのおかげで声も昔のような響きが出てきた気がします。だだ残念な事に、夫が亡くなった今、ステージを踏むための経済的な準備ができずに歌手活動は中断中。デュー時の感激や情熱を忘れた訳ではありませんが、まだまだ険しい道のりです。今年はデビューから満8年目になります。再びの春に『小江戸桜』もう一度咲かせてみたい私です。
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