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猫と共生できるまちづくり [猫]

あれほど大切な教室を休みました。あってはならない事です。でももう体が動きません。あれだけいろいろ話したのに、自治会はまた猫被害を回覧板に載せました。一部会員の意向を汲んでの事です。
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『餌遣りをするな』のビラが貼られています。このビラを正義の言葉と思って貼っている方もあるでしょう。師走の街で猫に餌遣りする方も、人目を避けるしかないのです。ですが、このチラシの文句、良く考えると猫を完全に拒否する文言ですね、餓死させるように、住民に促している訳ですから、かなりきわどい文章です。猫の殺傷は犯罪です。
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飽食の時代です。残飯の山が出ても、猫達には最早ここも餌場ではありません。誰かが上げなければ、無抵抗で哀れな猫達は餓死をまつだけです。せめて水のひと滴でも。しかし散水栓から落ちる雫の溜まり、もしくは雨の溜まり、それさえ毎朝捨てている方も見かけます。猫が来ると嫌だから。そして長期に留守の時は、近所が代わって猫から天の水を奪います。これまさに地獄図です。
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愛猫家から見捨てられたら、家猫も外猫も地域猫、ノラ猫、どの猫もこの寒さの中、もう生きては往けません。見兼ねて食餌を届ける人達がいても、それはすべて愛情の発露です。
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しかしこの町ではノラちゃんから地域猫へ。この活動が全く歓迎されていません。つまり猫は室内飼いのみ、それ以外は住民が認めていないのです。ですからもし今後、愛猫家たちからも締め出されたら、猫達はもう生きられないのが現状です。しかし他の地区では官民一体となった地域猫への運動も活発にあるのに、この地ではこんな有様です。
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私の住むこの川越郊外の町では、猫に餌をやる事は悪い事、もしやれば近所から仲間外れになる。それが恐くて見て見ぬふりして我慢してる方も多いと聞きます。しかし住民も、行政もこの風潮をいつまで続かせるつもりなのでしょうか。
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偉そうな言い方してごめんなさい。しかしもう猫を処分する時代には終止符を打ちましょう。猫と共存できる街がどんない素晴らしいか考えてみて下さい。2020年、東京オリンピックの年です。今から6年もあればこの町は素晴らしい猫と人間が共生できる街になっています。そう出来るのです。外猫達にはちょっと我慢で去勢や手術や避妊を受けて貰い、元気で動けて猫好きな方には仲良く猫ちゃんお餌遣りやトイレの始末。
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近隣も仲良くお互いの安否だって毎日確認できます。暖かな日は公園で猫と日向ぼっこ。暑い日は木陰で一緒にうつらうつらと。こんな夢の様な暮らしはちょっとの努力で。また、そんな街に憧れて、猫好きの若い家族も他から御引越してきます。町には元気があふれ、お店も昔のように並びます。どうですか猫ちゃんは本当に福をよぶのです。
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昨日からの24時間、猫と共生できる街の事を考えていました。猫嫌いの方にも無理のない猫と暮らす街。きっと猫達のその優しさと可愛さに吃驚すると思いますよ。行政の方々も是非同じ思いになって猫と共生できる街が、老人も幸せに生きられる街だと認識して下さい。それから。言い忘れました。犬と猫は元来仲良しです。家でもプードルミックスが猫を育てて呉れました。黄昏タウンなどいうダーティなネーミングでこの町を終わらせるより、若者が住みたい町、希望の街にするのも、未来への大きな遺産成ると思いますが。
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