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夢追い人 [青春の残像]

一人暮らしも2年と8か月、色々と大変な事の連続でしたが、もう3年近い歳月が過ぎたのですね。月並みですが感慨無量です。生まれたばかりの赤ちゃんも3歳児になる訳ですからか、やっぱりかなりの年月ですね。正直言えば疲れました。
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しかし一人で暮らす事は、不安と疲労の両方が圧し掛かって来ます。『気楽でしょ?』とよく聞かれますが、『いいえ』、気楽さより不安感の方が大きすぎて。ガタと音がしただけでビク! とします。深夜になれば更に怖さも増してきます。それでも眠さには勝てずに床に入りますが、安心して眠る夜は殆んどありません。
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さて、歌手と講師という二足の草鞋を履いたつもりでしたが何だか空しくなってしまいました。歌を始めてから随分友人を失いました。何故かというと、友人達に期待を持たせてしまったのに、期待どうりには何も行かなかったからだと思います。
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S子さんの場合はこうでした。「都(みやこ)さんがステージで歌う時は前歌で歌わせてね」。歌手デビューの前にはそんな話で盛上りがった私達でした。でもなってみると、自分ひとりのステージならともかく、興行ですから、勝手に出て貰う訳にはゆきません。そして友は去って行きました。

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話は変りますが、平成27年の平均余命は、私の年齢ですと、あと≒18年だそうです。わぁ~大変、私にはそんなに生きるだけの、気力も体力も資力もありません。でもそれだけあれば夢を成就させることが出来るかも知れませんね。私の夢は本を出す事です。ベストセラーを夢見ています。
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私が生まれた音羽の町には講談社があります。母の言葉によれば戦後は病に伏していた父でしたが、ここに原稿を届ける事で生計を立てていたそうです。当時は経済情報社という旧丸ビルにあった会社に勤めていた父でした。長崎出身の父は、佐世保の海軍工廠から明治大学へ入学の為に東京に来ました。 
そして日本飛行機自動車学校へ入社、さらに旧丸ビルにあった経済情報社とう会社に勤務したそうです。母の記憶に間違いなければ、父は両社ともに記事を書いていたそうです。
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鎌田のに日本自動車学校・飛行機学校ではスピードという本を発刊していたそうなので、あり得ますね。丸ビルの方には同僚に辻さんという方がいて、その奥様も同僚で優秀な女性編集者だっだそうです。父は「都(みやこ)も辻さんの奥さんのような編集者にしたい!」何時もそんな事を云っていたそうです。
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そんな訳で、父の願いとは少し違いますが、出来たら人生の最期の締めくくりには本を出せたら嬉しいと。随分遅すぎますが両親への親孝行になるかと思いますので、その夢を実現したいのです。では今夜もお休みなさい。
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