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歌と猫と哀しみと。 [猫]

ラジカセから流れる歌、数年前に流行った歌です。若く、魅力的な女性歌手の歌です。同じキーで歌えるように我とわが身にプレッシャー掛けて猛勉強中(苦笑)
さて、ここの所、友人知人に色々な事が相次いで起こりました。私と同じように未亡人になってしまった人、ひ孫が生まれた人、家族に病人が出てしまった人。哀しみに暮れる人もあれば、ひ孫を囲んで親戚中がハッピーな人もいます。人生は本当に悲喜こもごもが繰り返されるのですね。
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今の私、相変わらず、生活は苦しく、体調も今一つ。しかし持ち前の好奇心と集中力はいまだに健在だと思っています。またそう思わないと生きてはゆけません。
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トラ吉が逝って今日で1週間目。その存在の大きさに今更ながら驚いています。心の中に大きな空洞を抱えた儘で生きる私、ちょっとの風が吹けばもう飛ばされそうです。
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去年家に迎えた三毛猫ミーちゃんは、殆んど感情表現も乏しく、鳴く事もしません。家に来て数か月の頃の大病がそうさせたのでしょうか? ただ眠る時は私の傍に。この三毛猫が今は唯一の話し相手です。
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三毛猫と言ってもその模様は黒と茶と白が幅の広い横縞模様、手足は白が殆んどです。目から上の顔はやぱり黒と茶と白ですが、全体に黒色が目立ちます。小さな鼻と口なのであまり鳴声も出しません。鳴かない猫はネズミを捕る、昔はそう言った様ですが、今はネズミは殆んどいませんから、狩猟はなし。もっぱら食卓の私の食事やお八つが、その対象になります。
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そんな平凡な日々ですが、トラ吉不在の我家はなんだか火の消えたようです。私が呼べば「みゃーん」と来てくれ、「マミー」と呼びながら私を探し回る姿はもうありません。かなり大きい猫でしたので、存在感もみーちゃんとは一味違いました。
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そのみーちゃん、只今、特訓中。まず、トイレ。これは直ぐ出来ました。御座り、これは出来ません。食餌の食べ方、これもテーブルいっぱいに広げて散らかします。(直るのでしょうか?) 兎に角抱っこ抱っこと言って、膝に乗ってきます。鋭い爪が痛いです。もう少し年取ったらそれもいいでしょうが、今は猫を膝に抱っこするより、一曲でも多くの歌を覚え、教室の運営を安定させたい私です。
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さて4月、新たな出発が何かと多いこの季節。私も心ならずではありますが、ミーちゃんと二人だけの新生活が始まっています。猫と人間、形や食餌は違っていても同じ生き物同志、必ず分かり合えると思います。あまり丈夫でないこの三毛猫チャンですが、掛けてあげられる経費はほんの僅かです。助け合いながらこれからも生きて行くつもり。
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そう言えば仏壇に刻まれた猫のような染み、また鮮明になりました。きっと何かの吉兆かと思っています。ご先祖に猫の好きな方がいらしたのでしょうか、それと私、前世は猫だったのでしょうか?
何としても一人暮らしを自信をもって暮らせるようにしたいのです。女性の地位向上はいいけれど、本当に女性でも安心して暮らせる世の中になって欲しいです。福祉行政は案外子供有で子育中の女性には優しいけれど、高齢で一人暮らし(私の様な)にはとても、寒いです。
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私の場合も3年前、夫に逝かれてしまったその後の日々は、三度の食事もままならない生活に陥りました。役所や福祉関係を探しては電話の日々、しかしそんな私に当たる光はほんの僅か、絶望の日々でした。それを聴きつけた友人知人からの援助で此処までたどり着きました。孤独と生活苦で幾たびか線路をの覗き込みました。もっともっときめ細かな行政が望まれます。大火傷で空腹な日々なのに福祉の件で聴きたいと役所に電話しても、一度書類を揃えて来て下さいと言うばかり、これは血の通った福祉ではありませんね。
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きめ細かな行政にするためには地域との協力体制が必要ではありますが、なんでも自治会を通すような現行では非会員は全く見向かれず、非業の死さえ免れない事もあり得ます。地域におられる民生委員のかたも沢山の方を担当するので、そうそうは手が回らないのが実情のようです。やっぱり昔のように、向こう三軒両隣、人と人との温もりにしか高齢化社会を生き抜く道は無いようです。
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地域活性がこれからの政治には大切な事だと知りながら、実情を知らなければ対策は立てられません。一部の自治会館が一部自治会員だけの城になっている事も疑問です。どうか為政者の皆様、その関係者の皆様、心ある政治をお願いします。高齢者が平成の姥捨て山のような目に合わない為にも、官民一体になってこの高齢化社会を乗り切りたいですね。それが子供たちの明るい未来に繋がるのですから。




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